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2022-05-16 23:35:00
東京保健医療専門職大学 佐々木博之さんとの共同論文が出版されました。従来は酢酸ウランという放射性物質を使わねばならないことが大きな問題でした。病理組織切片を一般的に染色することに用いられるマイヤーヘマトキシリンを電子顕微鏡試料切片の染色に用いることができることを示した報告です。従来よりも安価で制約が低い染色法の提案です。
Sasaki H, Arai H, Kikuchi E, Saito H, Seki K, Matsui T: Novel electron microscopic staining method using traditional dye, hematoxylin. Sci Rep. 12:7756, 2022.
プレスリリース:新たな電⼦顕微鏡試料の染⾊法を開発--安全性、コスト、扱い易さなどに優れた⼿法として期待--
2022-05-06 10:26:00
京都大学農学研究科の白神慧一郎博士らとの共同研究成果が掲載されました。
表皮顆粒層SG1細胞が細胞死(コルネオトーシス)を起こす時の水分子の性状変化を観測しました。
Shiraga K, Ogawa Y, Kikuchi S, Masayuki M, Matsui T: Increase in the Intracellular Bulk Water Content in the Early Phase of Cell Death of Keratinocytes, Corneoptosis, as Revealed by 65 GHz Near-Field CMOS Dielectric Sensor. Molecules, 2022, in press
2021-09-23 21:34:00
- 2021年9月23日 欧州皮膚科学会(ESDR)のConcurrent SessionにOral Presentationとして選ばれオンラインで新しい皮膚表皮の細胞死概念「コルネオトーシス」について発表しました。