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2024-05-14 12:19:00
松井毅教授が前任地の理化学研究所で携わっていた国際共同研究グループ(慶應義塾大学医学部 皮膚科学教室 / 理化学研究所 生命医科学研究センター(天谷雅行教授)など)の研究成果が、科学雑誌『Nature Communications』オンライン版(5月15日付)に掲載されました。皮膚バリア機能を担う皮膚最外層の角層が、角層pH(水素イオン指数)の三層構造を形成し、角層の恒常性を維持するという発見です。
Fukuda K, Ito Y, Furuichi Y, Matsui T, Horikawa H, Miyano T, Okada T, Logtestijn V. M, Tanaka J. R, Miyawaki A, Amagai M:Three stepwise pH progressions in stratum corneum for homeostatic maintenance of the skin. Nature Communications 15:4062, 2024.
理化学研究所プレスリリース
https://www.riken.jp/press/2024/20240516_1/index.html